【ライブレポ】生ハムと焼うどん ラストライブ感想 さようならアイドル界の革命児 2017年4月21日
恵比寿リキッドルームで開催された生ハムと焼うどんラストライブ「このライブが終わったら黄身はドン底」を見てきました
遂にこの日がやってきました
といっても私は別に生うどんが特別好きってわけでもないので、そんなに悲しいという気持ちはないんですけどね
でも「生うどんザ☆生」を見れなくなるのは残念
ひじょーに残念
さて、ライブの感想です
リキッドルームは平日にも関わらず当日券もなしの満員
生うどんレベルの人気で節目のライブともなればまぁ当然でしょうか
数分押しでライブがスタート
立て続けに持ち歌を披露していきます
生うどん=寸劇みたいなイメージが定着していますが、この日は寸劇を封印すると事前にアナウンスされておりました
寸劇を二人で合わせて練習することもほとんど出来ない関係になっていたでしょうから、 各自で歌とダンスを練習してリハーサルを少しする程度だったんじゃないかと思います
でもこれが結構良かった
もともと長ったらしい寸劇があまり好きではなかったので、曲間でのちょっとした寸劇っぽいMCが間延びしてなくて丁度良く素直に面白かった
ステージに客をあげてのイジリも最低限で、無駄に時間が使われることもありませんでした
最後の最後に生うどんの最高の形が見れた気がします
説明するのはめんどくさいからやりませんが、今回の活動休止に至る経緯は最高のエンターテイメントだと思います
活動再開よりも暴露本を期待してしまうくらいには面白い
今日のライブで一番の盛り上がりどころは最後の「たまごかけごはん」3連発ではありますが、個人的に印象深かったのはライブ中盤での「OTONA」です
この曲は大人なんて信用できない大人なんて信用できないと繰り返す、まさに今回の騒動を表した楽曲なのですが、最後はこんなフレーズで締めくくられます
どうせ私は商品なんでしょ?
お買い物カゴ入れてみて
使い捨てのポイ捨て商品
バッドエンドも悪くない
大人への反発を歌うという意味では昨年アイドルシーンで一世を風靡した欅坂46の「サイレントマジョリティー」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、生ハムと焼きうどんが歌った今日の「OTONA」は10倍くらいの重みを感じました
とはいえこの曲を作った東理紗の心はもう生うどんにはあらず
MCの端々で演劇への強い思いを感じて少し寂しくなりました
今回の「断食」が意味するところは「活動休止」なのか「解散」なのかは分かりませんが、断食までの経緯を見る限りは今後活動再開する可能性は限りなくゼロに近いと思います
アイドルが飽和している今のアイドルシーンにおいてここまで異彩を放つ存在は21世紀の間は出てくることはないでしょう
それほどまでに生うどんは特異な存在でした
残念、至極残念
これからはそれぞれの道でがんばってください
特に応援はしませんが
以上、おわりー
ばいばいばーい
続きは法廷で