アイドルこわい

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アイドルがこわくてこわくてしょうがありません 私立恵比寿中学 ばってん少女隊 Buono! のブログ

【ライブレポ】ばってん少女隊 2周年記念ライブ 絆創膏は九州ではリバテープと呼びます 2017年6月10日・11日

ばってん少女隊2周年企画「6.10・11スカラエスパシオ大会〜梅雨入り前にばってんSTORM!〜」を見てきました

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2days4公演全て参加しました めんどうなのでレポは一本で

6月11日は敬愛する林原めぐみ閣下の歴史的な1st LIVEがありましたのでそちらに行こうかとも思いましたが、「私はばっしょーのオタだ」とぶつぶつ念仏を唱えながら閣下に後足で砂をかけてまだ尻の青いガキンチョのライブに行くことにしました

アラブあたりには「50代のケツより10代のケツを追え」ということわざがあるって夢で聴きましたからね しょうがないね

 

4部全てガッツリ感想書いたら文量が多くなってしまいますので、それぞれさくっと書いていきます

セトリは書き写すの手間なので所長のツイッターから引用

 

 

①6月10日 1部 公演時間:約1時間

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アルバムリリースツアーのボリュームが約2倍になった感じ

なので衣装もますとばい仕様です

ただ...一ヶ所どうしても目を引かれるモノが...

 

 

星野蒼良の左膝に大きな絆創膏...!

 

 

観客もみんな気が気ではありません

どうしたんだろう...ケガでもしたのだろうか...それとももっと大きな病に...

と思っていたらMCでようやく触れてくれました

どうやら体育祭のリレーの練習でこけちゃったらしいです

このエピソードで観客は安堵、会場は爆笑のるつぼと化しました

2~3番手争いをしていて相手を抜かそうとした時にこけちゃったらしいです そらちゃんかわいそう

ちなみに1位は陸上部らしいので実質1位争いです そらちゃんすごい

こけたけど最下位にはならずに5位だったとか そらちゃんかっこいい

そらちゃんのファンは痛みを分かち合うためにちゃんと紙やすりで自分の膝を削り取りましょう

 

その他エピソードとしては瀬田さくらが熱気で会場に放火しましょうといった趣旨の犯罪予告をしていましたので警察に通報しようと思いましたが自重しました

 

ライブの感想は特にありません

ばっしょーの音響が優秀なだけかも知れませんが、このくらいの大きさの会場だと音の聴こえ方が大き過ぎず小さ過ぎず、歌詞もしっかり聴き取れて丁度いいですね

エビ中の福岡公演とか何て歌ってるのかほとんど分かりませんでしたもん

1時間という短さにはちょっぴり不満

アルバム収録曲で唯一披露されていない「乙女ノ手札」はこのタイミングでやると思っていたのに結局やりませんでした

去年やついフェスで「フレッ!フレッ!フレンズ」初披露だったので、今年もやつい用に取ってるんですかね

 

 

②6月10日 2部 公演時間:約2時間

ファンとの意見交換会という初の試み

登壇者は荒神所長、スターダスト音楽出版でばっしょーとチームしゃちほこも担当している花形さん(フラワー一等兵/ポポ)、ビクターのばっしょー担当ディレクターの杉本さん、ビクターの営業石田さん(ライブでよく前説してる人/みのるちゃん/ハゲ)

前半~中盤はばっしょーの歴史振り返り、後半でファンからの質問への回答という流れ

とりあえずめぼしい内容だけ箇条書きで

 

歴史振り返りパート

ばってん少女隊の前身F-girls結成前の2014年3月にはグループ名が決定していた 所長の知人の口癖から「ばってん隊」という名前を思いつき理事長に提案したら「少女」をつけるようにと言われ今の形になった

・インディーズデビュー曲発売直後の2015年10月にはビクターとの契約が決定していた

・ビクターがスターダストのアイドルを狙っていたタイミングでもあり、ビクター側がこんな風にばっしょーをプロデュースしていきたいんですという3パターンの企画書?を作ってスターダストに提案した

・2015年12月24日のクリスマスイベント後にメンバーへメジャーデビュー報告(会場に映像が流れる グダグダなのでお蔵入りさせていた)

・杉本さんは木村カエラも担当していた

・ばっしょーの衣装デザインは全てオカモトケンタロウさん(漢字分かんない)が担当

・2016年5月7日の長崎でのイベント後にドラゴンボールとのタイアップをメンバーに報告(会場に映像が流れる 楽屋にドラゴンボールを転がして神龍を呼ぶという茶番 グダグダなのでお蔵入りさせていた(主にみのるちゃんのせい))

・アルバムの曲順は聴いた後にライブに繋がるようにとの意味を込めてovertureを最後に持ってきた

「のびしろ行進曲」デモ音源披露

「乙女ノ手札」音源披露 3rdシングル候補だった 惜しいからアルバムに入れた

・アルバムのフォトブック画像披露 舞台は宗像 撮影にはTVBrosも絡んでて来週のTVBrosにも載るから見てね

 

質問回答パート

Q.TIF・SIFの出演予定日は?

A.まだ教えられない 両方に出演被ってる日はない

 

Q.アルバムのレコーディングで田渕ひさ子等起用した経緯は?

A.ドラムのMASUOからわらしべ長者的に メンバーは直接会ってない

 

Q.集客伸びてなくね?F〇ck 2~3年後のビジョンあんの?

A.所長)悲観的には考えてない カバー曲目的の客は減り、オリジナル曲でも来てくれるファンが残ってくれているフェイズという認識 年齢差の大きいグループで中学生もいるのでまだ一般の人はどんびき~の段階 今はメンバーの力をつけてる時なので黙ってついてこい F〇ck 2~3年後には軽くzeppツアーくらいできるようにはなっていたい

ポポ)今は種まきの時期 ばっしょーは大阪でなぜか集客力ある 「おっしょい!」の3分という短さに衝撃を受けた ばっしょーは新しいアイドルの波になれるんじゃないかと思ってる

 

Q.意見交換会を開いた意図は?

A.リリイベ期間なので特典会やらないわけには行かない でも特典会やったら2部やる時間がない う~ん困ったぞー そうだ!意見交換会やろう!

 

Q.今回のリリイベ福岡4ヶ所目って遅くね?九州舐めてんの?F〇ck

A.福岡の会場都合よく空いてなかったので仕方なかった というか福岡リリイベできるところ少なすぎ F〇ck

 

Q.普段の姿の映像とか少なくね?F〇ck

A.平日は学校とスキルをあげるレッスン 週末は合わせのレッスンかイベントでカツカツ 学校は基本休ませない方針なのであしからずF〇ck

 

Q.忙しいならレッスン風景でもいいんだけど?F〇ck

A.言い訳だけどスタッフも人手足りない メンバー一人の配信したことあるし、そういう方向でも模索していく

 

Q.九州だし、スカコアやってんならスカイジャンボリー出たくね?

A.もちろん出たい スカジャンに限らずフェスどんどん出たい

 

Q.人に薦めるためにもライブ動画とかもっとアップして

A.ビクターの規定もあり何回かスタダ側とも揉めた 動画あげるのにも著作権やなんやかんやで金かかる MVもフル尺がアップできないので途中にメイキング挟んで無理くりやってる

これから映像コンテンツ増やすべく会議はしてる

 

Q.意見交換会またやってね F〇ck

A.締めてくれてありがとう F〇ck

 

その他メモ

短い楽曲多いのは所長好み

持ち時間15分くらいのフェスとかでも4曲できて便利

これからもスカコア軸にいろんなジャンルの音楽やってく

 

以上、おわりー

大分はしょったけど長くなってしまったので私の感想書くのやめます

しっかりメモしたわけじゃないので間違いやニュアンスの違いはあります

意見交換会も基本平穏に進行していきました(F〇ckは私の脳内で補正しただけです)

面白かったけど当たり障りのない無難な質問が多かった気がします

次回あれば「おっぱいが一番大きいメンバーは?」とか聞いてくださいね

私はやりませんが

 

 

③6月11日 1部 公演時間:約1時間45分

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去年10月のワンマン一部と同じくメンバーがランダムにボックスからボール引いて書かれた楽曲を披露するというもの

というか当時のライブレポ見ると今より断然レポっぽいね

このブログもそろそろ潮時かも

 

コンセプトは面白いけど、プレゼンコーナーとかで無駄に時間かかって曲数減るからそんなに好きじゃないんですよね

普通にプレゼントは当たってるから嫉妬ではないですよ

プレゼント当たる喜びよりも曲減る悲しみの方が大きいんです

 

でも途中でカバー曲のみのボックスに変えてからのカバー3連発(「とりあえず走れ!!!!」「カントリーガール」「決められないよ、どっちかなんて」)は熱かった

これからどんどんカバー曲やる機会が減っていくとは思うけど、この企画を続けると埋もれないのでいいね

「ダイビング」「スターダストセレナーデ」「最強パレパレード」あたりはそもそもボックスに入ってないような気もしますが...

 

秋に札幌から鹿児島まで全国14ヶ所を回るライブハウスツアーも発表されました

チケット代、交通費、宿泊費で夏のボーナス全て飛びますね...アハハ

 

 

④6月11日 2部 公演時間:約1時間45分

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衣装は去年10月のワンマン二部のスカートにロジャポの↓の衣装を合わせた感じ

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と思ったら普通に全身画像ありました

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この衣装...エロい

最近ですと桜エビ~ずが黒を基調としたへそだしのどエロい衣装を披露しましたが(実は桜エビ~ずは初期の白っぽい衣装の方がへそチラでエロいです)、やはり黒い衣装というのはハレンチです

しかもノースリーブってわけじゃないけど袖が短くて腋チラの高度なエロスです

アイドルはへそ、腋、太ももの露出は最小限に控えるべきと硬派な私は常々思っています

あんまり露出が多いとパパ心配です

 

セトリはメンバーが決めたものらしい

前回のライブハウスツアーでもそうだったけど安易に「セーターを脱がさないで」「コトバテニス」と繋げるのはやめて欲しい

嫌いじゃないけどちょっと冷え~ってなるんですよね

しかも今回は「でてこいとびきりZENKAIパワー」も繋げてるからひ、冷え~ってなるんですよ 嫌いじゃないですけど

MCなしの7曲連続だからちょっと楽な曲持ってきた感あるよね

でも好きにセトリ組んで良いとなったら「でてこいとびきりZENKAIパワー」は省きそうなところですが、入れてくるあたりなんか好感もてます

 

その他、特筆すべき点としては1曲目「ばってん少女。(旧ver.)」で最後に「ばってん少女。(ますとばいver.)」をやったことでしょうか

1曲目が旧ver.だったので大体の人は新ver.での締めを察したとは思いますが、なかなか粋なことをやってくれます

メンバー曰くこれが最後の旧ver.披露らしいです

次にやるのはヤフオクドームでのワンマンライブかなぁ

とりあえず服を脱いで、洗濯して、干して、畳んで、着て、待っておきます

 

 

以上おわりー

4公演まとめて書いたのでアホみたいに長くなってしまいました

これでもできる限り書きたいこと抑えたつもりだったんだけど

本当は意見交換会の感想も書きたかったです

ついでにもう一つ書きたいことができたけど、これは単独記事で今週中にはあげます

ばいばいばーい 

 

 

 

 

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次のツアーでは絆創膏をサビオとかいうくっそダサい呼び方をする地域にも行きます

欅坂46主演「残酷な観客達」は今世紀一のドラマだと思う

もちろん悪い意味で

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全話見てから感想書こうと思っていたものの、1人でも多くの人が時間を無駄に過ごさないで済むよう、まだ半分の5話ですが感想書きます(huluで先行視聴してます)

 

いろいろと文句を言いたいことはありますが、一番気に食わないのはメンバーの演技です

初主演作の「徳山大五郎を誰が殺したか?」では荒削りではあるものの、真剣に演技に向き合っていることはひしひしと伝わってきましたし、時折光るものを見せてくれました

 

アイドルのドラマは明らかに手抜きで片手間に作っているものが数多くあります

そんな中で(恐らく)しっかりと練習に取り組んで撮影に望んでいるというだけで賞賛に値します

私は欅坂46が嫌いですが、少しだけ心を許しそうになりました

 

それが...なんということでしょう

ほぼ全員の演技力が大幅に低下しているではありませんか

理由は分かりませんが、どうせ忙しさにかまけて演技レッスンとかろくにしてないんでしょう

天狗です 欅坂46は天狗です

そんな態度ならもう二度とドラマやらないでください

 

他にも気に食わない点はたくさんあります

 

まずドラマの命である脚本が絶望的につまらないんです

密室に閉じ込められたメンバーが一発芸をするのを見るだけ

「KEYABINGO!」「欅って、書けない?」のようなバラエティであればそれでもある程度は形になるでしょうが、笑いもなく淡々とやられてもね...

 

あと演出がとにかく寒い

「徳山大五郎を誰が殺したか?」と同様に突っ込みどころだらけの舞台設定では有りますが、演出でなんとかしようと努力した徳山大五郎とは違い、ナレーションでメタ的に語らせて誤魔化すだけ

作者が作中に登場するマンガなんかと同じ寒さを感じます

徳山大五郎で表現されていた絶妙な「フェティッシュさもどこへやら

安易なレズに走ったりと気持ち悪さしかありません

 

放送前からしょーもないあらすじを見たり、YouTuberが出演すると聞いたりした時点で気持ち悪いドラマになることは容易に分かりましたが、悪い意味で期待を裏切らない出来でした

 

まだまだ悪いところだらけですが、それを書く労力すらこんなドラマにかけたくなくなってきたのでやめておきます

 

視聴中の人、これから視聴しようと思っている人はもうこれ以上見ない方がいいんじゃないですか?

こんなドラマに時間をかけるくらいなら服の毛玉でも取って過ごした方がよっぽど有意義ですよ

人間いつ死ぬか分からないんですから時間を大切にしましょう

 

といっても私は最後まで見ますよ

評価が変わったら見終わった後にまた感想書きます

感想の記事があがらなかったら察してください

99%書くことはないと思いますが、6話からメンバー以外の登場人物も出て少し話が動きそうだから1%だけ可能性残しておきます

 

 

以上、おわりー

ばいばいばーい

 

 

 

 

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匠の技が光ります

【ライブレポ】チャットモンチー ツアー 福岡 DRUM Logos 全てのガールズバンドの生みの親ァ! 2017年6月7日

福岡ドラムロゴスで開催されたチャットモンチーと機械仕掛けの秘密基地ツアー2017」を見てきました

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このブログはアイドルに絞って書いていますので本当は書くべきではないんですけど、元チャットモンチー高橋久美子ももいろクローバーZの「空のカーテン」やロッカジャポニカの「タンバリン、凛々」、今は亡き乙女新党の「雨と涙と乙女とたい焼き」といった名曲たちに素晴らしい歌詞を提供してくれていますし、ロジャポは「風吹けば恋」をカバーしていたりと割とアイドルと関わりがあるので感想書きたいと思います

 

その前にちょっとだけ自分語り

私はチャットモンチーを信奉していると言って良いくらい大好きです

もう10年以上前になりますが、チャットモンチーが「シャングリラ」でそれなりに世間に認知された時、同時期に同じく女性ボーカルのいきものがかりが芽を出し始めました

いきものがかりが別に嫌いなわけではないんですが、チャットモンチーに陶酔した私は「絶対いきものがかりよりチャットモンチーの方が売れるから見とけよ」と勝手に敵対視して周囲に吹聴していたのを覚えています

結果としてはいきものがかりの方があっという間にスターダムを駆け上がったわけですが...

 

そんな明日には響かない余談は置いといて有名どころだけちょこっと紹介しておきます

クリックしたら動画になるやつ


まず恐らく一番有名であろう「シャングリラ」

耳に残る軽快なメロディーがクセになります

 

亀田誠治プロデュースで新境地を開拓した「染まるよ」

この曲で日本の喫煙人口が15%増えたとか増えてないとか

 

ボーカルの天才・橋本絵莉子が高校時代に作った「恋愛スピリッツ」

恋は盲目って言うよ Bad Medicineみたいなモンだよって曲

 

ガーナチョコレートのCMにも起用された「バスロマンス」

最高のウエディングソングです

 

個人的に一番好きなのは4thアルバム「告白」収録の「CAT WALK」なんですが、残念ながら動画が落ちてなかったので載せられません

興味があったらレンタルなりダウンロードなりしてください

 

まだまだ他にも「真夜中遊園地」や「やさしさ」「ここだけの話」「世界が終わる夜に」等々、紹介してもし切れません

 

2011年に高橋久美子が脱退してからのチャットモンチーは正直バンドとして大幅にパワーダウンしました

3ピースバンドの1ピースが欠けたらそりゃそうでしょって話ですが、チャットモンチーの演奏の基盤は間違いなくドラムであり、高橋久美子の存在はどうしようもなく大きかった

この6年間は高橋久美子の亡霊に取り憑かれての活動でした

追加メンバーを入れようにも高橋久美子みたいな自己主張の強い変態的なドラムを叩く人が私の知る限り日本にはいないからしょうがないんです

上手いとか下手とかいう話ではないですよ

 

語り出したら止まらなくなってしまいそうなのでそろそろ本題のライブの感想です

信奉していると言っても、2人体制になってから最低限楽曲が発表されたら聴くだけになっていましたのでそんなに近況に詳しくない状態で行きました

 

えっと、とりあえず端的に言います

 

 

チャットモンチーとんでもないことになってんのな

 

 

まずいきなりバリバリの打ち込み+2人ともキーボードというなんじゃそりゃって感じの編成でライブがスタートします

かと思えばドラムを叩いたり、ギターやベースに持ち替えたりと目まぐるしく役割が変わっていきました

ボーカル兼ギター兼ドラム兼キーボードの橋本絵莉子とコーラス兼ベース兼ドラム兼キーボードの福岡晃子 マルチプレイヤー同士の2ピースなんです(橋本絵莉子のドラムは怪しかったけど...)

もっと言えば橋本絵莉子がドラムを叩きながら歌い、隣に並んだ福岡晃子がキーボードを弾きながらバスドラだけを担当する曲もありました

 

正気の沙汰ではありません

でもそれがめちゃくちゃかっこいいんです

 

「僕も/私も楽器を演奏してみたい」

そう観客に思わせるライブが良いバンドのライブの条件だと私は思います

今日会場にいた人はみんな楽器をやりたくなったんじゃないでしょうか

 

橋本絵莉子の気怠くも迫力のある歌声もまだまだ健在でした

ここに高橋久美子がいれば...という気持ちがなくなることはありませんが、今のチャットモンチーも百見の価値がありますよ

 

これから先、爆発的に売れるということはもうないでしょう

それでもチャットモンチーは日本の音楽に爪痕を残していく存在だと確信した一日になりました

 

今の日本のガールズバンドシーンはSCANDALSHISHAMOSILENT SIRENが牽引しています

でも彼女らはどんなにがんばってもチャットモンチーのフォロワーにしか成り得ないのです(暴言)

独自性を出そうとなんてしなくていい

チャットモンチーの詞を、曲を、音楽を擦り切れるまで研究して、その上にオリジナリティを見出だしていけばそれでいいんです

それが日本のガールズバンドの未来です

 

 

以上、おわりー

信者による教祖様の講和レポでしたー

ばいばいばーい

 

 

 

 

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出家しようかな

そろそろ「エビクラシー」の悪口を書いても許されるのかな?

私立恵比寿中学のアルバム「エビクラシー」の発売から約1週間が経ちました

 

感想を求めて底辺のブログに迷い込む人もそろそろ落ち着く頃でしょうから、「エビクラシー」の悪いところをちょっとだけ書いておきます

 

ネット上の「エビクラシー」の感想を見てると絶賛、絶賛、絶賛、一人飛ばしてべっぴんさんというくらいに絶賛の春の嵐です

そんな中でネガティブなこの気持ちをまっすぐに打ち明けるのは憚られますが、もともと私は散々嫌われてるので今更ノーダメです

 

といっても発売日の感想で書いたように素晴らしいアルバムだと私も思っています

ほとんど文句のつけようのない出来で、まだ半年しか経っていませんが今年のアイドルのアルバムでナンバーワンはもう決定でしょう

なのでその「ほとんど」じゃない部分へのイチャモンです

 

 

「エビクラシー」を何十周もしてから前作「穴空」を聴くと感じるのですが、「穴空」の序盤の構成が素晴らしぎる

「埋めてあげたい」のえっ?今から何が始まるの?という感じからの「ゼッテーアナーキーのイントロ、そこから「春休みモラトリアム中学生」「ポップコーントーン」と畳みかける流れを初めて聴いた時の衝撃たるや

「埋めてあげたい」を飛ばすという人もいるみたいですが、その人は「ゼッテーアナーキーの良さを半分も理解していない〇〇で〇〇な〇〇〇〇なので今すぐ〇〇してください

 

「エビクラシー」「ゑびすとてたまわんせむ」「制服“報連相”ファンク」「感情電車」「紅の詩」の流れも私の推し曲3連発で素晴らしいんですが、そこに必然性があるかというとうーん

 

ツアーに参加した人なら「ゑびすとてたまわんせむ」「制服“報連相”ファンク」の流れに多少感じるものがあるでしょうが、それは単にライブを想起するからということだと思います

 

みんなが分かるように更年期障害で例えると「穴空」の序盤はじょばーって失禁する感じで、「エビクラシー」の序盤はちょろちょろと尿漏れする感じです

尿漏れには尿漏れの趣があるとは思いますけどもね

 

あと全体的に感じることとして万人受けを狙っているというか、置きにいってるなぁと

ソロver.の曲はあまり突き抜けることはできないとしても(廣田あいか「コミックガール」は頑張ってるけど)、全体曲の「なないろ」「さよならばいばいまたあした」「フォーエバー中坊」のうち一曲くらいはもうちょっと攻めても良かったんじゃないかなぁと

別に万人受けを狙うことが悪いというわけじゃないけどね

 

もう数ヶ月制作期間があればエビ中らしく尖りながら万人受けするというレベルまで昇華できていたのではとも思います

とはいえあの日から4か月足らずでこんな素晴らしいアルバムを作ったのは称賛してもし切れませんし、もう少しじっくり作れよと言いたいわけではありません

 

結局何が言いたいかというと次は「エビクラシー」という超素晴らしいアルバムを超える超々素晴らしいアルバムを期待してますよということです

それまでおやすみなさい

 

 

以上、おわりー

本当はもう一ヶ所前作までと比較して言うべきことはあるんですが、それはどうしようもなく悲しいことですし、どうしようもなくどうしようもないことですので書きません

勝手に汲み取ってください

ばいばいばーい

 

 

 

 

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誘惑したいや(2013ファミえんver.)のお水飲む瑞季さんがどちゃくそ好き(2:57~)