そろそろ「エビクラシー」の悪口を書いても許されるのかな?
私立恵比寿中学のアルバム「エビクラシー」の発売から約1週間が経ちました
感想を求めて底辺のブログに迷い込む人もそろそろ落ち着く頃でしょうから、「エビクラシー」の悪いところをちょっとだけ書いておきます
ネット上の「エビクラシー」の感想を見てると絶賛、絶賛、絶賛、一人飛ばしてべっぴんさんというくらいに絶賛の春の嵐です
そんな中でネガティブなこの気持ちをまっすぐに打ち明けるのは憚られますが、もともと私は散々嫌われてるので今更ノーダメです
といっても発売日の感想で書いたように素晴らしいアルバムだと私も思っています
ほとんど文句のつけようのない出来で、まだ半年しか経っていませんが今年のアイドルのアルバムでナンバーワンはもう決定でしょう
なのでその「ほとんど」じゃない部分へのイチャモンです
「エビクラシー」を何十周もしてから前作「穴空」を聴くと感じるのですが、「穴空」の序盤の構成が素晴らしぎる
「埋めてあげたい」のえっ?今から何が始まるの?という感じからの「ゼッテーアナーキー」のイントロ、そこから「春休みモラトリアム中学生」「ポップコーントーン」と畳みかける流れを初めて聴いた時の衝撃たるや
「埋めてあげたい」を飛ばすという人もいるみたいですが、その人は「ゼッテーアナーキー」の良さを半分も理解していない〇〇で〇〇な〇〇〇〇なので今すぐ〇〇してください
「エビクラシー」の「ゑびすとてたまわんせむ」→「制服“報連相”ファンク」→「感情電車」→「紅の詩」の流れも私の推し曲3連発で素晴らしいんですが、そこに必然性があるかというとうーん
ツアーに参加した人なら「ゑびすとてたまわんせむ」→「制服“報連相”ファンク」の流れに多少感じるものがあるでしょうが、それは単にライブを想起するからということだと思います
みんなが分かるように更年期障害で例えると「穴空」の序盤はじょばーって失禁する感じで、「エビクラシー」の序盤はちょろちょろと尿漏れする感じです
尿漏れには尿漏れの趣があるとは思いますけどもね
あと全体的に感じることとして万人受けを狙っているというか、置きにいってるなぁと
ソロver.の曲はあまり突き抜けることはできないとしても(廣田あいかの「コミックガール」は頑張ってるけど)、全体曲の「なないろ」「さよならばいばいまたあした」「フォーエバー中坊」のうち一曲くらいはもうちょっと攻めても良かったんじゃないかなぁと
別に万人受けを狙うことが悪いというわけじゃないけどね
もう数ヶ月制作期間があればエビ中らしく尖りながら万人受けするというレベルまで昇華できていたのではとも思います
とはいえあの日から4か月足らずでこんな素晴らしいアルバムを作ったのは称賛してもし切れませんし、もう少しじっくり作れよと言いたいわけではありません
結局何が言いたいかというと次は「エビクラシー」という超素晴らしいアルバムを超える超々素晴らしいアルバムを期待してますよということです
それまでおやすみなさい
以上、おわりー
本当はもう一ヶ所前作までと比較して言うべきことはあるんですが、それはどうしようもなく悲しいことですし、どうしようもなくどうしようもないことですので書きません
勝手に汲み取ってください
ばいばいばーい
誘惑したいや(2013ファミえんver.)のお水飲む瑞季さんがどちゃくそ好き(2:57~)