3月26日放送の「欅って、書けない?」にバラエティの粋が詰まっていたというお話
3月26日深夜に放送された欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」
昨年末に過去放送分を一気見して以来、最新分はリアルタイムで見るようにしています
毎回感想を書いたりはめんどくさいのでしていないんですが、昨日放送分の回があまりにも素晴らしい、いわゆる神回だったので記録しておきます
昨日の放送テーマは「○○キャラNo.1決定戦」
グループ内で様々なテーマの一番を決めようという回です
名場面を挙げたらキリがないんですが、いくつかピックアップして紹介します
まずは運動音痴キャラ対決での尾関梨香
尾関と言えば尾関スタイルでお馴染みですが、バスケ対決でもその実力を遺憾なく発揮
スポーツ企画をやらせたらアイドル界のトップかも知れません
次に大食いキャラ対決での長沢菜々香
長沢君は大食いキャラが既に定着しておりましたが、この対決ではまさかの3位
負けた後にはボロボロ号泣
大食いで負けて泣くというのは理解できませんが、これもまた長沢君らしい
ひらがなけやきの影山優佳もなかなか秀逸なリアクションでした
次は根性あるキャラ対決
氷水に足を着けている長さを競い、勝者は順当に守屋茜でした
なぜか立候補して2秒でリタイアする志田愛佳が面白かった
それにしても志田のこの髪型いいね
耳フェチとしては耳に特徴ある人が隠さず出してくれるのは有難い
アイドルの耳については今度単独記事で書きたい
最後はお馬鹿キャラ対決
早押しクイズで競い、勝者(敗者?)は順当に石森虹花
この対決の見どころは石森のUNC(うんち)発言に対するメンバーの反応
爆笑する人、必死に笑いをこらえようとする人、しょーもない下品なネタに対するリアクションでそれぞれのキャラクターが透けて見えます
以上、おわりー
欅って、書けないの前に放送された乃木坂工事中が過酷なロケだったので、その対比でまた一段と面白かった
ここに挙げた以外にも見どころがたくさんあった回なのでまだ見てない人は見てみましょう
ばいばいばーい
ちなみに過去最高は楽屋隠し撮り回
【ライブレポ】sora tob sakana presents. ~月面の扉~ 渋谷 もしもボックスを選ぶような大人にはなりたくない 2017年3月20日
東京・渋谷TSUTAYA O-Nestで開催されたDALLJUB STEP CLUBとの2マンライブ sora tob sakana presents. ~月面の扉~を見てきました
セトリ
広告の街
海に纏わる言葉
Summer Plan
タイムマシンにさよなら
魔法の言葉
おやすみ
tokyo sinewave
夜間飛行
sora tob sakanaをかんたんに説明すると「俺は音楽のこと分かってるぜ」的ドルオタに愛好されているアイドルです
正直sora tob sakanaファンとは友達になりたくありません
絶対めんどくさい人多いです
と、いきなり棘を出してしまいましたが、私自身普段から結構sora tob sakanaは聴いています
去年発売された1stアルバム「sora tob sakana」は紛うことなき名盤だと思いますし、未だに週一回くらいは聴いてるはず
楽曲はSoundCloud上に無料でアップされていますのでアイドルファンで聴いたことない人はとりあえず聴いておきましょう
好むと好まざるとに関わらず、今の日本のアイドルシーンでは必修科目といって良い存在(になる?)と思いますよ
今回のライブはDALLJUB STEP CLUBというバンドとの2マンという構成
クラブミュージック寄りのバンドとアイドルが2マンをやるというのは不思議ではありますが、sora tob sakanaの楽曲に参加しているメンバーがいるという繋がりがあって実現しました
これは確実に「広告の街」を生演奏でやるだろうと期待してライブを見に行きました
演奏に参加しているドラムは残念ながら体調不良で欠席となったようですが、代わりのメンバーで生演奏のコラボが実現
まぁ、なんだ 濡れました
現代のアイドルパフォーマンスの一つの極致であることは間違いないでしょう
sora tob sakanaの歌やダンスはまだまだ演奏に負けてる感は否めませんが、それでも十二分に金を払う価値のあるパフォーマンスでした
sora tob sakanaは恵まれてるなぁ
「広告の街」の印象が強すぎてそれ以降はあまり印象にありませんが、他のパフォーマンスも決して悪かったというわけではないですよ
MCも結構面白かったですし
ハイレベルな生バンドを売りにしてBABYMETALがここ数年アイドルファン以外からも支持を集めていますが、そのフォロワーとしてsora tob sakanaも注目を集める日が来るかも知れませんね
でも私が現場に足繁く通うことはきっとありません
なんででしょう
感動はしたんですが、私がアイドルに求めてるものではない気がしました
何を求めているのかは自分でも分かっていませんが
とはいえsora tob sakanaはもっと人気が出て然るべきだと思いますし、楽曲はこれからも聴き続けて陰ながら応援していきます
以上、おわりー
ばいばいばーい
昔、羽田空港土産の「空とぶでかドラ」というのが大好きでした
欅坂46 4thシングル「不協和音」MV感想 あばたもえくぼ
欅坂46の4thシングル「不協和音」のMVが公開されました
1stシングルの「サイレントマジョリティー」はデビュー曲からとんでもないもの持ってきたなという感じ
1作目の完成度の高さでハードルがあがった所に2ndシングル「世界には愛しかない」でポエトリーリーディング 面白い
3rdシングル「二人セゾン」は優雅にハードルを飛び越えてきたなという印象
そして、ハードルが上がるところまで上がりきったところでの4thシングル「不協和音」
まずタイトルを聴いた時点で「やられた!」と思いました
3作目まで手を変え品を変えやってきたところでもう新しい引き出しは見つからないだろうと思っていましたが、「不協和音」というタイトルは良い着眼点だなと
否が応でも期待が高まります
ラジオでの初解禁を正座して待って聴きましたが
んんっ?どうなんだこれは
良くも悪くもない
タイトルで期待したのに不協和音が曲中で使われてるわけでもない
歌詞は「サイレントマジョリティー」の焼き直し
嫌いなわけじゃないけど、遂にハードルを倒してしまったなと思い批判記事でも書こうかと思いましたが年度末で忙しく放置していました
そうこうしているうちに先日MVが公開
ああ、なるほどね
いろいろと思う所はありますが、まず日本と世界のアイドル文化の違いについて私なりの考えを書いておきます
世界中にアイドルは存在しますが、日本と世界ではその在り方はかなり違います
比較的なじみのある韓国を例にあげると、韓国のアイドルはスタイル、パフォーマンス、歌唱力全てを兼ね備えた完璧さを求められます
一方、日本のアイドルには完璧さは求められません
AKB48は「クラスで3番目にかわいい子」を集めたと言われてるし(事実ではないらしいけど)、私立恵比寿中学は「キレのないダンスと不安定な歌唱力」をキャッチフレーズにしています
欅坂46の先輩グループである乃木坂46も一見ルックスは完璧に見えて、歌が下手だったり、運動が苦手だったり、頭が大きいという欠点を持つメンバーもいます
日本のアイドル文化はこうした欠点を魅力ととらえる「あばたもえくぼ」という考えが根底にある所が世界との大きな違いなのではないかと
で、「不協和音」の感想に戻りますがこの楽曲には「あばた=不協和音」が満ち溢れています
一番わかりやすい所でいくと長濱ねるの「僕は嫌だっ!」
曲の雰囲気にも全くあっていません
恐らく欅坂46のメンバーの中で一番セリフとミスマッチな声質ではないかと思います
逆オーディションでもしたのかも知れません
ダンスもダサいという意見が結構見られます
個人的にはオールブラックスのハカみたいで嫌いじゃないんですが、MVの段階では確かに動きにバラつきがあったり粗が見えます
動きのバラつきは難しいダンスですので単なる実力不足の部分もあるかと思いますが、守屋茜に微妙に違う行進をさせたり確実に意図的な部分もあります
あと、凄く個人的な不協和音としてフロントのはずの長沢菜々香の扱いが余りにもひどいという点もあります
石森虹花が3列目であることに対して軽く発狂して「石森虹花への不当な扱いを許さない市民の会」 を結成しましたが、今回石森虹花は結構目立ってるんですよね
「石森虹花への不当な扱いを許さない市民の会」を解散して「長沢菜々香への不当な扱いを許さない市民の会」略してなー会の結成を検討します
意味
だらだら書いてしまったのでもうやめますが、MVを見てると「不協和音」には様々な不協和音が見えてきます
音楽的に不協和音を用いるのではなく、歌割や動きやメタ的な視点でも不協和音を表現してあばたを好む日本人の心に引っ掛かりを作ろうとしているのではないかと思います
「不協和音」を聴いてちょっとでも批判的な気持ちを持った人は制作サイドの掌の上なのかも知れませんよ
最後に
普段このブログ読んでくれてる人は「あれっ?何かこの記事いつにも増して読みにくくね?」と思ったんじゃないでしょうか
そう、これもまた不協和音なんです
め、めんどくさくなって校正しない言い訳ではありませんからね!
以上、おわりー
ばいばいばーい
いぇーでぃすこーど
【ライブレポ】チームしゃちほこ 日本ガイシホール感想 おわり悪ければ全て悪しというわけではないけれど 2017年3月21日
チームしゃちほこ「TEAM SYACHIHOKO THE LIVE ROAD to 笠寺 おわりとはじまり at 日本ガイシホール」を見てきました
セトリ
チームしゃちほこにとって日本ガイシホールは結成当初からの夢の舞台
ももいろクローバーZにとっての国立競技場的な位置付けです
その夢が!遂に!!叶う!!!うおおおおおおおおおおおおおおおお
とはなりません
名古屋で1万人近く集めるのはもちろんすごいことではあるんですが、一回きりで土日開催なら一昨年くらいには埋められるだけの人気はあったと思うんですよね
それを今さら辿り着きましたって言われてもうーん
とはいえ大切な節目であることは間違いないので見に行きました
期末の糞忙しい時期、しかも3連休の翌日という地方在住の社畜にとってはこのうえなく参加しにくい日程にやるんだから意地が悪い
新幹線や飛行機の都合で途中で帰る人がポロポロいましたよ
こういったことがファン離れに繋がると思うんですが運営さんどうでしょうか
と、ひとしきりモンスターコンシューマーみたいなことを言ったところでライブの感想です
安藤ゆずに対する一連の対応であったり、最新アルバムもいま一つだったりしたので、正直もうしゃちほこはダメかなぁと思っていたのであまり期待せずに行きました
前置きダラダラ書いてしまったので結論から言います
素晴らしかった
掛け値なしに本当に素晴らしかった
少し具体的に書いていきます
まずはセトリについて
ももクロの国立競技場を踏襲してしゃちほこの歴史を辿るような安直なセトリで来るんだろうなと予想していましたが(別にそれが悪いわけじゃないですよ)、新旧の楽曲を上手いこと織り交ぜてきました
好きな「エンジョイ人生」や「カントリーガール」はありませんでしたが、全く不満に感じないくらい良く練られたセトリだったと思います
アルバムを聴いてて上手い流れだなと感心した「 ロードムービー ~ Chérie!」をあえて逆にするというのも素晴らしい
私みたいな平凡人(©小林歌穂)にはこういった発想はありません
また凡演出家だったら過剰に扱いそうな「なくしもの」もさらっとやる所が最高にクールです
「プロフェッショナル思春期」の使い方も良かった
曲を途中で中断するというやり方は大っ嫌いなんですが、人生で初めて良いと思ったかも知れません
他にも細かい所を挙げたらキリがないんですがセトリの組み方には感服しました
次に演出について
「おわりとはじまり」という表現しやすそうなコンセプトなので「生と死」くらいに拡大して過剰な演出に走りたくなるところを、「円」であったり、シンボルにもなってる「メビウスの輪」を表現するに留めていました
演出家がはりきり過ぎてライブをぶち壊すというのはよくあることですが、今回はあくまで「チームしゃちほこ」がメイン、演出はライブに華を添えるだけという完璧な匙加減だったと思います
営業所の子たちも取って付けたように出演させるのではなく、ちゃんと効果的で起用方法にリスペクトも感じました
そして安藤ゆずについて
結成当初からの夢のライブで安藤ゆずをどう扱うか
横アリでけじめをつけた以上、フィーチャーし過ぎるのも違うし、腫物として扱うのも違う、全く触れないのは不自然
ライブ中安藤ゆずの存在を思わせたのは、ステージ上の6色の幕、黒と金を基調とした衣装のピンクのフリル、営業所組が持っていた傘の色、照明、しゃちほこの歴史を振り返った映像くらいでした(他にもあったかも)
正解はありませんが限りなく正解に近い扱いだったと私は思います
MCですら名前を出さないところにメンバーの覚悟が見えました
だから最後の店長(チーフマネージャー)が余計に腹が立つ
もともと大嫌いなので評価は下がりようがないんですが、10発くらい殴ってやりたい
何でお前が安藤ゆずの名前を口にするんだと
メンバーの覚悟に後ろ足で砂をかけるようなことをするんだと
安藤ゆずの名前を出せばファンがおいおい泣いてくれると思っているのかと
舐められたものですね
「店長の言葉に感動した!」って感想はゴロゴロ落ちてるんでしょうけど
ナゴヤドームの発表も随分勿体ぶってましたが、たぶんファンの9割は次はナゴヤドーム目標にすることは薄々感づいていたと思いますよ
だって名古屋に関することで他に目標にできることないですもん
はい、結局いつものように毒っぽいこと書いてしまいましたが、最初に書いたようにライブ自体は素晴らしかったと思いますよ
店長が使った無駄な時間をダブルアンコールに充てられたら100点でした
もう遠征してまでしゃちほこを見ることはなくなると思うけど、九州まで来てくれた時には見に行こうと思います
しゃちほこファンには嫌われてると思うので素性はばれないように気をつけます
以上、尾張ー
ばいばいばーい
長谷川さん、名誉棄損とかで訴えるのはやめてね