乃木坂46 中元日芽香活動休止に思うこと
2017年1月28日 乃木坂46 ひめたんこと中元日芽香の活動休止が発表されました
皆さんは乃木坂46の苦労人といえば誰を思い浮かべますか?
いろいろな意見があるかと思いますが、衛藤美彩の名前を挙げる人が一番多いんじゃないでしょうか
衛藤美彩は幼少期に生死を彷徨う程の病気と闘い、乃木坂46に入ってからもしばらくはアンダーが続き、9thからようやく選抜に定着しました
とはいえ乃木坂46加入前にはミスマガジンのグランプリに選ばれるなど、病気からの回復後はそれなりに順風満帆な人生を歩んでいます
橋本奈々未の名前を挙げる人も多いのではないかと思います
家族に金銭的な援助をするために乃木坂46に加入、その目的を達成したためグループからの卒業が昨年発表されました
立派ではありますが、橋本奈々未自身は学生時代部活のマネージャーに精を出したり、大学も美大に進むなど、充実した生活を送ってきました
乃木坂46でも全てのシングルで福神を務めています
乃木坂46の苦労人として私が真っ先に思い浮かべるのは中元日芽香です
ひめたんの人生を一言で表すと「劣等感」
周知の事実ではありますが、ひめたんの妹は今をときめくBABYMETALのボーカルSU-METALこと中元すず香です
幼い頃から妹と行動をともにしてきたひめたんですが、残酷なことに妹の方が少しだけ多くの才能を持っていました
同じオーディションを受けて妹だけが結果を残していく
これほど辛いこともありません
乃木坂46に加入してからも14thシングルまでに選抜に選ばれたのは7thの一回のみ
本人も周りも分かっていると思いますが、その一度の選抜も同情による思い出選抜?のようなものでした
ひめたんは乃木坂46に加入後、みるみる自信を失っていったのではないでしょうか
初めの頃は歌うことが大好きと公言し、実際その歌声は魅力的なものでした
音程のズレもありますし、特段技術があるわけでもないと思いますが、とても明るく力強く聴く人を惹きつけるものがあります
もっと歌が上手いメンバーもいますが、私はひめたんの歌声が一番好きです
ただ、いつからでしょうか
ひめたんの歌声から次第に自信が失われているように感じ始めました
これは一昨年のもので緊張感の高い中での歌唱でしたので極端な例ではありますが、この頃からビブラートとは呼べない声の震えが強く出るようになりました
「歌うことが好き」から「歌うことが怖い」と思うようになってしまったのではないでしょうか
昨年の秋ごろ乃木坂工事中の企画でスキャットマンを歌って80点以下なら罰ゲームという企画をやっていましたが、完全に心が折れていました
そんなひめたんですが、昨年は飛躍の年でもありました
私は勝手にらじらーのおかげだと思っていますが、歌唱力とはうらはらにトーク力は磨かれ才能が開花
乃木坂工事中でのプレゼンは面白くて何回も見ました
人気も上昇し15th,16thと2作連続で選抜に選ばれるという快進撃をみせます
握手会も完売するようになり、いつ福神に選ばれてもおかしくないというところまできました
そんな折での活動休止発表
原因は体調不良とだけ発表され詳細は不明ではありますが、十中八九精神的なものだと思います
「劣等感」とともに人生を歩んできたひめたんが評価され注目を集める立場になったことで直面した重圧、責任
その期待に応えきれていない自分への苛立ち
そんなことが積み重なっての体調不良、活動休止なのではないかと勝手に思っています
しばらくひめたんを見れないというのは残念ではありますが、気持ちを回復させる意味で今回の活動休止という選択は間違いではないと思います
ただ、17thシングルだけと期間を設けることは反対です
決められた期間だけの休養というのがまたプレッシャーになってしまわないか心配です
半年でも1年でも回復するまで休んで元気になった姿を見せて欲しい
片えくぼの笑顔でまた微笑んで欲しい
もう一度力強いまっすぐな歌を聴かせて欲しい
以上、2推しの女への思いでした
もっといろいろ書いたんですが、あんまりだったので削除しました
ズズズ...