【ライブレポ】ばってん少女隊 ツアー『いま、会いにゆきナス』初日 福岡・天神 芸術は爆発だ 2018年3月24日
福岡・天神コア 屋上芝生広場で開催されたばってん少女隊5thシングル「無敵のビーナス」リリースツアー『いま、会いにゆきナス』初日を見てきました
セトリ
1部
ますとばい!
ばってん少女。
無敵のビーナス
ススメ!MIGHTY GIRL
MEGRRY GO ROUND
2部
無敵のビーナス
びびび美少女
おっしょい!
STORM!
bye bye bye
もう一献
無敵のビーナス
ころりん HAPPY FANTASY
会場はお馴染みの天神コア屋上芝生広場
前回のリリイベ初日も同じ場所でした
リリイベ初日で書くことありすぎるので、前置きせずにさっさと書いていきなす
「乃木坂46時間TV」集中して見たいし
入場曲は大方の予想通り「いま、会いにゆきます」の主題歌ORANGE RANGEの「花」
特にひねりはありません せいいぇあ
衣装は赤と白のストライプ
夏なのでパラソルをイメージしてるらしい
赤と白が放射線状に並んでいるとどうしても旭日旗をイメージしちゃうけど、政治的な話になるとめんどくさいので、太陽の塔風ということにしておきましょう
ばっしょーの衣装は相変わらずディテールが細かくて良いね
ストライプ柄はよく見ると一人一人違いがありなす
肩口はばってんになってるんですが、メンバーそれぞれ形が違くて面白い
チャイナドレスのスリットと同じ効果なのか、自然に腋に目がいく高度なエロス
スカート長めで清楚風と思わせておいて、とんだ変態衣装です
新曲は3曲とも全て披露されました
とりあえずそれぞれの感想を
「無敵のビーナス」
作詞は高橋久美子 個人的には日本で指折りの名作詞家だと思っているので、今回起用してくれたのは本当に嬉しい
でも今日だけではそこまで聴き取れなくて良いとも悪いともまだ判断付かなかったので、とりあえず感想は保留
NON STYLE井上といえば松野莉奈の魅力を最も引き出した偉人兼当て逃げ犯で、いろいろと書きたいですけど脱線し過ぎるので割愛
flumpoolについてはそこまで詳しいわけではありませんが、「いかにも」って感じの売れ線J-POPバンドというイメージ あとボーカルがイケメン
曲自体は好きでも嫌いでもありません 良くも悪くもど真ん中のJ-POP
というわけでそんなに期待せずに聴きましたが...
これはどうなんだろう...
少なくとも今日の時点ではそんなに良いとは思いませんでした
とはいえ悪いともまだ断定はできませんでした
曲は案の定ギターが前面に出ていて「いかにも」な感じではありました
が、懸念していたアイドルの糞みたいな夏曲にありがちなポップで元気なだけのしょーもない曲ではなく、セツナ系といいなすか、どこか暗い雰囲気も併せ持った夏曲だったのでそこはちょっと面白い
セツナ系の雰囲気を持ったアイドルの夏曲と言えば乃木坂46の「裸足でサマー」ですが、それに比べると凡感は否めないかな
そもそもアイドルってやたら夏曲作りたがるけど、大抵は凡作に成り下がる鬼門なんですよね...とか書こうと思ったけどめんどくさいのでやめた
というわけで評価としては普通かイマイチになると思いなすけども、ツアー初日なのでまだ保留しときなす
少なくともばっしょーに求めているものではなさそうなので評価が良いに変わることはないかと思いなす
「ススメ!MIGHTY GIRL」
脳筋曲
振付が激しいくらいしか見どころが見つけられませんでした
西垣有彩が動き回りなす
まぁばっしょーは今まで純粋な脳筋曲なかったし一曲くらいはいいんじゃないの
一回しか聴いてないけど、たぶん好きになることはなさそう
「bye bye bye」
唯一先行で一部公開されていた楽曲です
作詞作曲は「びびび美少女」のヤマモトショウ
前にも書きましたが「びびび美少女」はトリプルミーニングになっていなす
今回のタイトルもトリプルミーニングというわけではありませんが、しっかりと遊んできていなす
英語でさようならを意味する「bye」
博多弁では語調を整えて強調する意味で「ばい」を語尾につけることがありなす
つまりこの曲のタイトルは「bye-bye ばい」という九州ローカルの洒落になってるんですね
メンバーの星野蒼良もステージからはけるときに「ばいばいばーい」と挨拶をしなすし、このブログでもそれをパクって毎回最後に使っていなす
こういう遊び心は好きです
曲はばっしょーにしては珍しく、これでもかというくらい露骨に4つ打ちのリズムを前面に押し出したものになっていなす
電子音の主張も強くてバリバリのEDMかと思わせきや、表題曲の「無敵のビーナス」に輪をかけてセツナ系に仕上がっていなす
ばっしょーの楽曲の基本は言うまでもなくスカなんですが、スカへのカウンターとしてこういう曲を取り入れることによって基本のスカが生きてくるわけです
よく安易に「音楽の幅を広げる」と言ってむやみやたらにいろんなジャンルの曲に手を出すアイドルやバンドがいなすが、本当の意味で幅を広げるというのはこうやって意図を持ってやるから意味があるんです
歌詞では「しんみりって言葉のしんみりさとかすごいし」みたいな偏差値3感のあるものも使っていて、しっかりとこの曲が従来のばっしょーと同じ系譜であることが分かるので、どんなに攻めていても不安になることもありません
だからばっしょーは信頼できる
以上、おわりー
MCでは語尾の「ます」が「なす」になってましたけど、「ますとばい!」は「なすとばい!」にはなりませんでした(どうでもいい)
ばいばいばーい
あ~眠た~い 砂利道でいいから横になりた~い